グラインド式は磨り潰して細かくするタイプ、カット式はカットして細かくするタイプです。
グラインド式とカット式では、そのカット面の違いによって、味が若干異なります。
グラインド式の様に磨り潰すタイプは、雑味が出にくいのですが、その分雑味のない高品質豆の旨味は
出にくくなってしまいます。カット式は、全部の味が出ます。
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カリタ
ナイスカットミル
カット式 |
速さ=100g/5分
重さ=2.3kg
(横向き)
幅=218mm
奥行=120mm
高さ=343mm
税込価格16800円
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カット式の家庭用ミルの中では微粉は少ない方だと思います。
長い間使っているとだんだん粗くなってきます。ダイヤルで調節出来ないほど粗くなれば、刃を交換してもらって下さい。
高品質豆であれば旨味をきれいに出す事が出来ます。 エスプレッソ用は挽けません。
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微粉 |

デロンギ
グラインダー |
速さ=90g/1分
重さ=1.3kg
幅=160mm
奥行=135mm
高さ=285mm
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見た目の挽き目はきれいな方ですが、細か目でドリップ用には向きません。エスプレッソ専用としては良いと思います。 |

メリタ
パーフェクトタッチU
グラインド式 |
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使っているうちに微粉の量が段々増えてきました。エスプレッソ用も少し粗くなってきたようです。1年程で歯がだめになってきてしまいました。この価格帯のミルは刃がすぐに駄目になります。何年かに一度買い換える必要がありそうです。返って高くつくかもしれません。 |

カリタ
セラミックミル
グラインド式 |
速さ=90g/3分
重さ=1.3kg
幅=150mm
奥行=85mm
高さ=215mm
税込価格8980円 |

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グラインド式で、臼刃にダイアモンドより硬いと言われるセラミックを使ったミルです。微粉の量はやや多目です。ハンドドリップをされる方の中には、微粉の味が気になる方も多いようです。カリタさん曰く、「ナイスカットミルに比べると挽き目が細かい。」そうです。これはセラミックなので、比較的刃は長持ちすると思います。 エスプレッソ用は挽けません。
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微粉 |

カリタ 手挽き
ダイヤミル
グラインド式 |
速さ=20g/1分
重さ=3.3kg
幅=190mm
奥行=180mm
高さ=250mm
税込価格6980円 |

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挽き目は比較的きれいです。挽き目の粗さも調節可能です。手挽きの中では力の要らない方ですが、その分挽くスピードが非常に遅いです。ちょっと面倒くさくなってしまって、インテリアの一部にしてしまってる人も多いようです。微粉の量は少ない方ですが、味は、荒々しい素朴な味がしますので、きれいな味は出しづらいです。 エスプレッソ用は挽けません。 |

微粉 |

ザッセンハウス
カット式
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速さ=20g/30分
税込価格7000円 |

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ザッセンハウスであれば、刃はどれも同じ物を使っていますので、型式や価格の違いは、デザインの違いによるものです。
ダイヤミルのスピードに比べ、非常に早く挽けました。刃が鋭いのでしょう。力もほとんど要りませんでした。ただ、使い始めは、微粉の量が気になります。味も微粉の味がかなり出てしまいます。しばらく使っていく内に、刃がこなれてきて、微粉の量も減り、きれいな味が出るようになってきます。エスプレッソ用は挽けません。 |

微粉 |

富士珈機のR-440
グラインド式 |
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こちらは業務用です。挽き目は一番きれい。富士珈機の家庭用ミル「みるっこ」は、富士珈機さん曰く「挽き目のきれいさは変わりません。」との事でした。エスプレッソ用は挽けません。
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微粉 |

富士珈機
みるっこ
R220 DX
グラインド式 |
速さ=250g/1分
重さ=5kg
(横向き)
幅=245mm
奥行=165mm
高さ=360mm
税込価格26800円 |

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本当に業務用と変わらずとてもきれいに挽けます。モーターも力強く、家庭用のミルの中では、一番丈夫で長持ちです。機械としてみた場合の性能では、これ以上の家庭用ミルを探すのは難しいかと思います。ミルとしてみた場合は、グラインド式ですので、味の好みによります。
雑味が出にくく、きれいな味を出してくれます。逆に、豆の持つ全部の味は出にくいです。挽き目のダイヤル調節と刃の微粉掃除さえしていれば、半永久的に使えます。
エスプレッソ用は挽けません。
「ちなみにみるっこには、カット臼付きと言う機種もあります。これは、エスプレッソ専用とお考え下さい。カット臼付はカット式ではありますが、微粉の量は非常に多いので、ドリップにはおすすめできません。」
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微粉 |
実際自分の目で確かめてみたいと言う方は、うちのお店に展示しているものであれば挽き比べできますので、ご来店下さいますと御覧になって頂けます。 |